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【マレーシア】国内不動産市場は下降続く、不動産連盟が予想

【クアラルンプール】 国際不動産連盟(FIABCI)マレーシアのマイケル・ゲー副会長は、マレーシアの不動産市場について、2014年以来下降気味であり今年も引き続き減速するとの予想を示した。

マレーシアにおける不動産取引の件数は2015年上期には11万9,603件で、2016年上期には11万5,000件と若干の減少となると予想した。通年の不動産取引件数は2013年には24万6,225件、2014年には24万7,251件だった。
2016年上期には350億リンギ相当の不動産が取引されると見込まれているおり、昨年同期の363億リンギからは減少すると見込まれている。
不動産・住宅開発業者協会(REHDA)ペナン支部のジェリー・チャン支部長によると、若者世代の持ち家率は低いことから住宅への需要は健全と見込まれている。デベロッパーがより手頃な価格設定の住宅を建設することで対応できるという。
不動産取引件数はリンギ安が続きコモディティ価格の下落が続いた場合は大きな増加は見られないとの予想だ。
マレーシア不動産業者協会(MIEA)は、今年上期は低迷が続き第3四半期以降に回復するという。高級コンドミニアムへの需要は低く、投機的な目的で購入したバイヤーが恩恵を受けることはなさそうだという。
2017年から2018年にかけては不動産市場は回復に向かい、2018年の総選挙の後2020年に向けては回復するとの予想だ。
(ザ・サン、1月5日、マレーメイル・オンライン、ザ・スター、1月4日)

提供:アジアインフォネット

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