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【マレーシア】「私は潔白」、ナジブ首相が重ねて横領疑惑を否定

【クアラルンプール】ナジブ・ラザク首相は統一マレー国民組織(UMNO)全国大会を翌日に控えた7日、テレビのインタビュー番組で、自身の個人口座に振り込まれた26億リンギは公的資金でもなければ、国営投資会社ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金でもないと、横領疑惑を重ねて否定した。インタビューにはメディア・プリマ・グループ、ニュー・ストレーツ・タイムズ・プレス、ウトゥサン・グループの編集幹部が当たった。

ナジブ首相は、当該口座を開設した時、中央銀行バンク・ネガラに通知したと主張。「不正行為に利用する意図のないことを示すものだ。個人名の口座だが、個人口座とは性格を異にする」と釈明した。

マレーシア汚職摘発委員会(MACC)は、献金をしたという中東の人物に会い、確認をとるため職員を派遣している。

一方、疑惑への対応に批判的だった、前副首相でUMNO副総裁のムヒディン・ヤシン氏はクアラルンプールにおける集会で首相批判を展開。「疑惑に対する答えが示されていないと、政府に対する国民の信頼は失われる。疑惑が解明されるまで、首相は休暇を取り、代行に行政を委ねるべきと主張した。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン、12月8日、ベルナマ通信、12月7日)

提供:アジアインフォネット

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