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【マレーシア】首都圏の高級コンドミニアム、投げ売りも

【クアラルンプール】クアラルンプール中心部など首都圏で高級コンドミニアムが銀行の評価額、さらには販売時を下回る価格で売り出されている。転売目的に購入した投資家がマレーシア経済の先行きを悲観し、とにかく現金に換えておきたいとの思惑で売りに出しているようだ。

不動産代理店によると、今年完成したセランゴール州セントゥルのコンドミニアム「ケーパーズ」で、1年前の取引価格より20%低い価格で売り出されている物件がある。

同代理店は最近、銀行による評価額が1平方フィート800リンギだった別の物件を同663.5リンギで仲介したという。

時価以下で売り出されている物件があるクアラルンプール・シティ・センター(KLCC)のコンドミニアムは「オライオン」「ハンプシャー」「セント・メリー・レジデンス」など。ただ、時価、あるいは販売時の価格以下で売り出されているコンドミニアムの絶対数は少ない。

上半期のクアラルンプール市の住宅取引は9,291件、110億リンギ相当で、前年同期と比べ取引件数で7.4%、額で6.5%少なかった。
(マレー・メイル、12月7日)

提供:アジアインフォネット

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