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東京で極東不動産セミナーが開催:ロシア・ウラジオストクの住宅に投資を提案

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 11月26日、都内で「ロシア・ウラジオストク不動産投資セミナー」が開催された。北海道帯広市の住宅設計・施工会社ロゴスホーム代表取締役の池田雄一氏が、ロシアの不動産事情と不動産投資の可能性について説明した。同様のセミナーは今年2月に札幌で行われたが、東京では初めて。主催は住宅・不動産専門サイト「O-uccino」(オウチーノ)を運営する株式会社オウチーノ。

 株式会社ロゴスホームは2014年8月、ウラジオストクに100%出資子会社「HOME TECH LOGO RUS」(HTLR)を開設、同月、モデルルームもオープンさせた。

 ロシアの不動産の特徴のひとつは、新築の場合、梁や壁がむき出しのスケルトン状態で引き渡されることである。内装工事は、購入者側がを手配する必要がある。しかも、ロシアでは水回りや照明、塗装など、分野ごとに業者が分かれており、手配が面倒な上に時間もお金もかかる。そこでロゴスホームでは、主にロシアの富裕層向けに、内装工事を一括で請け負う事業をスタートさせた。

 最近では、ルーブル安を逆手に取り、ロシアの物件を安く購入する好機と見て、不動産投資事業も進めている。現地のHTLRが窓口となって、提携しているウラジオストクの不動産業者やデベロッパーから物件を仕入れ、日本の不動産投資家に提案、成約に至った場合は、その内装工事を一括して引き受け、保証やアフターメンテナンスも行うというスキームだ。購入者の銀行口座の開設から売買契約、入居者との賃貸借契約、集金管理などに加え、その後の売却時のサポートも引き受けるという。

 前述の通り、ロシアの新築マンションは購入してから住める状態になるまで時間がかかるため、すぐに入居できる中古マンションの人気は高い。中古物件でも価格が下がらず、むしろ上昇傾向にある(配布資料によれば、2010~13年の極東エリアの中古住宅値上がり率は1.408倍)。そのため、日本の投資家にとっても魅力のある投資対象だという。(後略) (11/26)

(写真:アムール湾に面した新築マンション =クーパー岬集合住宅公式サイト/週刊ボストーク通信1119号より)

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