ロシア極東・沿海地方で最初のカジノがグランドオープン
11月11日、沿海地方の娯楽ゾーン「プリモーリエ」で、カジノ併設の5つ星ホテル「ティグレ・ド・クリスタル」(TIGRE DE CRISTAL)がグランドオープンした。11月12日付でロシイスカヤ・ガゼータ紙が伝えた。
10月8日のソフトオープンから約1ヶ月で、利用客数は既に2万人を突破した。また、沿海地方観光局のシェスタコフ局長によれば、11月中旬には中国からの観光客がチャーター便でやってくるという。専門家は、カジノ事業による2016年の沿海地方の税収は1億5300万ルーブルと見込んでいる。なお、JATMの担当者によれば、ティグレ・ド・クリスタルは1年先まで中国人の予約でいっぱいなので、日本人が行く場合にはウラジオストク市内等のホテルに宿泊する必要がある。
オープニングには香港のカジノ富豪、Melco Internationalの代表取締役ローレンス・ホー氏が出席した。
ミクルシェフスキー沿海地方知事によれば、2、3週間以内に、「プリモーリエ」内の未利用の土地について入札を行う予定だという。沿海地方がこれまでに、水道や浄水設備の設置や、道路の舗装、橋の建設など、必要な公共・交通インフラの整備に投じた地方予算は総額8億ルーブルにのぼる。水道や道路、変電所などの建設には、まだ数十億ルーブルが必要だが、既に地方予算には余裕がない。投資家頼みになるため、入札条件は厳しいものになるだろうと述べた。(後略)(11/12)
(週刊ボストーク通信1117号より)
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