【マレーシア】日立造船、マレーシアでごみ焼却発電プラント受注
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 Hitz日立造船(本社・大阪)は26日、マレーシアにおいてごみ焼却発電プラントの建設を受注した。
ネグリ・センビラン州ポートディクソンのタナ・メラにおいてストーカ式焼却炉を建設する。処理能力は1日600トン、発電出力は1万8,000キロワット。納期は2018年1月。
マレーシア政府は、官民パートナーシップ(PPP)方式によるごみ焼却発電プラント及びごみ埋め立て処分場等で構成される統合型ごみ処理施設の建設・運営をサイパークに委託している。日立造船はマレーシアのKNMプロセス・システムズとコンソーシアムを結成し、サイパークよりごみ焼却発電プラントの建設・運転を請け負う。
日立造船グループは、世界で830件以上のごみ焼却・発電プラントを受注している。今後ますます海外で需要が高まるごみ焼却発電プラントに積極的に取り組んでいく方針だ。
投資使節団には通産省やハラル産業開発公社(HDC)、イスカンダル地域開発庁(IRDA)の代表の他、UEMサンライズやジョホール・バイオテクノロジー&バイオダイバーシティ・コープ、CIMBなどの民間セクターの代表も参加した。
2014年、日本はマレーシアにとり、中国とシンガポールに次いで3番目の投資相手国で、製造セクターでは最大の外国直接投資国となった。
(ベルナマ通信、12月2日)
提供:アジアインフォネット
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