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【マレーシア】日通など、ハラル事業者向け日本進出支援セミナー開催

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)と日本通運、地場食品メーカーのブラヒムズ・グループは18日、マレーシアの中小ハラル(イスラムの戒律に則った)関連企業を対象とした日本市場進出支援に向けた提案を行うセミナーを共同開催した。

2020年に東京オリンピックが開催されることもあって、日本を旅行するイスラム教徒が増加すると見られており、イスラム教徒ツーリスト向けの需用が今後日本で高まるとみられている。MATRADEはマレーシアの中小ハラル関連企業の日本市場への進出を後押しする方針だ。

外資系で初めてハラル物流認証(MS2400)を取得した日本通運は、日本におけるハラル食材、レストランなどの情報が不足していると指摘。同社の日本を紹介するウエブサイト「FUN JAPAN」などを活用してターゲットとなるイスラム教徒の訪日客に対してハラルメーカーが情報を発信していく必要があると提言した。

日通とハラル物流で提携するブラヒムズは、自身の日本進出の経験を披露しながら許認可など必要な事柄を説明した。MATRADEは、ハラル製品の輸出状況や輸出する際に必要な手続き、MATRADEの支援事業について説明した。

MATRADEによると、2014年のハラル製品の対日輸出額は21億7,918万リンギ。国別で日本が中国、シンガポール、米国、インドネシアに次いで5番目に多かった。品目別では調味料などが9億9,919万リンギでトップ。これに食品・飲料、パーム油由来製品、化粧品が続いた。

提供:アジアインフォネット

ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。

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