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【マレーシア】外国投資誘致に自信、起業家支援を表明=首相

【クアラルンプール】 ナジブ・ラザク首相は9日、今年上期にマレーシアに流入した外国直接投資(FDI)の額は224億リンギにのぼっており厳しい経済状況の中でも発展することができるとの考えを明らかにした。

クアラルンプール(KL)のプラチナム・パークにおける本社ビル「ナザ・タワー」の披露式典において、ナジブ首相は、石油価格の下落により石油収入は減少傾向にあるが、起業家を支援することで2020年までの先進国入りという目標を達成することができると自信を見せた。また、問題がある中でも機会を見つけ出し成長を目指すことが国家の富の創出においても重要だと述べた。

ブミプトラ(マレー人と先住民族の総称)企業の成功例であるナザ・グループについてナジブ首相は、創立40年を迎え、様々な産業に進出しており、最も成功したブミプトラ企業の1つとなっているとコメント。小さなベーカリーから始まったナザ社は今やKLの中心部に本社ビルを構える大企業に成長したと功績を讃えた。

ナジブ首相はまた、輸入許可証(AP)について、ブミプトラ企業が事業を拡大させるのに欠かせないものであると指摘。他のブミプトラ企業もナザの例に倣い、他のセクターへの進出を積極的に行うべきとの考えを示した。
(ザ・スター、11月11日、アストロ・アワニ、11月10日、ベルナマ通信、11月9日)

提供:アジアインフォネット

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