日本企業グローバルビジネスサポートLAPITA(JTB)

  1. TOP
  2. サポート事例
  3. ASEAN
  4. 【マレーシア】年初9カ月の製造業への投資、昨年通年上回る見通し

【マレーシア】年初9カ月の製造業への投資、昨年通年上回る見通し

【クアラルンプール】 年初9カ月の製造業への投資認可額が、2014年通年の投資額を上回ると見られることが明らかになった。昨年製造業に寄せられた投資額(認可ベース)は719億リンギで、投資額全体の30.5%を占めた。

11月2日、X-FABシリコン・ファウンドリーズの追加投資に関する発表会見に臨席したムスタパ・モハメド通産相が発表した。

ムスタパ大臣は、今後もマレーシアには質の高い投資が寄せられると予想。今年製造業には多くの投資が寄せられており、今後も国内外からの投資誘致に向け努力すると述べた。

一方で、ペナン州で事業を行っている外資系電子企業の合併・吸収(M&A)により国内の雇用状況に大きな影響はないとの考えを示した。過去10カ月で、外資系電子企業は事業合理化を通じて1,500億米ドル以上の規模のM&Aを行っているが、ペナンでの事業には大きな影響はない見通しだ。

電機メーカーの独ブラウプンクトのマレーシア子会社ブラウプンクト・マレーシアは、欧州企業に買収されると見られている。モトローラ・ソリューションズはサンミナ・SCIシステムズとの提携を通じてマレーシアの製造事業を外部委託すると発表している。

ムスタパ大臣は、昨年末以降輸出注文が改善していることから電気・電子(E&E)産業は改善していると述べた。
(ベルナマ通信、11月2日)

提供:アジアインフォネット

ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。

PAGETOP