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サブウェイ・ロシア社長インタビュー(フォーブス誌・エクスペルト誌)

 米ファストフード大手サブウェイ傘下の「サブウェイ・ロシア・サービス・カンパニー」(サブウェイの新規開店・運営支援会社)のオーウェン社長が、ロシア事業について語った。10月9日付フォーブス誌ロシア版及び10月12日付Expert Onlineが伝えた。

 米サブウェイはロシアではフランチャイズを中心に660店舗を展開しており、店舗数では直営店主体のマクドナルド(520店舗)をしのぐ。オーウェン氏はマクドナルドで30年の業務経験を持ち、最後は戦略立案担当副社長を努めた人物であり、2012年にサブウェイ・ロシアの社長に就任した。

 昨年初めに650店だった店舗数が現在660店舗と微増に留まっていることについては、ロシアで小売業は不況とルーブル安から全般的に停滞しているものの、今年度もフランチャイズで約100店舗のオープンを予定していると述べた。また、フランチャイズ加盟金をドル換算で約40%引き下げたことで、フランチャイズ収入は減ったものの、フランチャイジーの増加や既存フランチャイジーの新規出店を維持できている。ショッピングセンターなどは賃料をドル建てで設定していることが多く、値上がりに苦しんでいるが、交渉に応じてくれる場合もあり、各店舗とも10%以上の収益率を確保できているという。ロシアの店舗数はグループ全体の1.5%に当たり、ロシアはサブウェイにとって英国に次ぐ欧州第2位の市場、世界でも第7位とサブウェイにとって重要な市場。店舗数は自身が社長に就任した2012年(351店舗)から倍増しており、競争も激化しているが、まだ伸びしろはあるという。(中略)

 ロシアでは顧客が店内で時間を過ごすことが多く、テイクアウトは稀なので、快適さに重点を置いた内装を心がけているという。ロシアでは店舗数でマクドナルドを凌駕しているが、1店舗当たりの売上ではマクドナルドが上。しかし、サブウェイは30~150㎡という様々な面積の店舗を運営しており、投資資本の回収はサブウェイの方が容易だという。 (中略)

 原料の輸入代替については、既に禁輸措置の発動前から現地調達率は85%。現在は90%に達しており、サプライヤーの多くは地元の業者だという。(10/12)

(週刊ボストーク通信1113号より)

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