【マレーシア】世銀のビジネス環境ランク、マレーシアは18位を維持

【クアラルンプール＝マレーシアBIZナビ】　世界銀行のビジネス環境に関する最新版「Doing Business2016」リポートで、マレーシアは189カ国・地域中で18位となった。前年と同位を維持した。

同調査は189カ国・地域のビジネス環境について、不動産登録や融資の受けやすさ、輸出入規則、投資家保護、破産問題への対応など10の領域で評価したもの。

マレーシアは、投資家保護で高い評価を受け、前年の5位から4位にランクアップした。その他、電力の受給（13位）、事業の立ち上げ（14位）、建設許可の取得（15位）でも高い評価を得た。一方で、国境を越えた取引は10項目中最も低く評価され、45位となった。

トップはシンガポールで、ニュージーランドが2位、デンマークが3位、韓国が4位で、香港が5位となった。日本は前年の29位から34位にダウンした。最下位はアフリカのエリトリア共和国だった。
東南アジアでは、タイが49位、ブルネイが84位、ベトナムが90位、フィリピンが103位、インドネシアが109位、カンボジアが127位、ミャンマーが167位となった。

提供：アジアインフォネット

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