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【マレーシア】ヘイズ、最長で来年3月まで続く=専門家ら

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 国際森林研究センターやアナリストらは、悪化状況が続いているヘイズ(煙害)について、最長で来年3月まで続く可能性があるとの見解を示している。

 ヘイズの原因はインドネシアの野焼きが原因だが、インドネシアは消火活動に失敗しており、ホットスポット(火元)が増加傾向にある。14日には1,729カ所のホットスポットが確認された。

 インドネシアでは、10月か11月に雨期に入るが、エルニーニョ現象の影響で高温で乾燥した気候が12月まで続くと予想されている。

 ヘイズは全国の広い範囲で「不健康」レベルを記録。各地で学校閉鎖などの影響が出ている。20日にはクアラルンプール(KL)、セランゴール州、プトラジャヤ、マラッカ州、ネグリ・センビラン州、サバ州とサラワク州の一部などで合計3,029校が閉鎖された。

 20日午後1時時点で最も大気汚染指数(API)が高かったのは、セランゴール州クランで「不健康」レベルの175となった。クアラルンプールやセランゴール州、プトラジャヤなどの首都圏を中心に数値が高い状態にある。ケダやマラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、ペラ、ペナン、サバ7州でも100を超え「不健康」レベルとなった。

提供:アジアインフォネット

ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。

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