【マレーシア】イスカンダル、300億リンギの投資目標達成見込む
【ジョホールバル】 「イスカンダル・マレーシア」の開発推進母体、イスカンダル地域開発庁(IRDA)は、今年の投資誘致目標額である300億リンギを達成することができるとの見解を示した。
9月30日までの投資誘致額は、250億リンギを超えた。 2006年の発足から今年6月末までの累計投資額は、1,725億リンギとなった。約半分の878億リンギ分の投資が今年上半期までに実行された。
アジアの低炭素社会を目指した国際会議の開会式に出席したIRDAのイスマイル・イブラヒム最高責任者によると、発足してからこれまで国内外の投資家からの「イスカンダル・マレーシア」への信頼度は高いままであると強調。政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の不正経理問題や、ナジブ首相への巨額献金疑惑などの影響は全くないと明らかにした。今後も引き続き投資誘致に向けて取り組んでいく方針だと述べた。
(ザ・スター、10月12日、ベルナマ通信、10月11日)
提供:アジアインフォネット
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