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【フィリピン】<カジノリゾート「ソレア」、アルゼンチンにも進出へ>現地法人「ソレア・デ・アルゼンティーナ」を設立

 フィリピンのマニラ湾初の本格的カジノリゾート「ソレア・リゾート・アンド・カジノ」(ソレア)グループが海外へ積極進出しつつある。

 ソレアは、フィリピン最大の港湾企業インターナショナ ル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)の総帥エンリケ・ラソン氏傘下のブルームベリー・リゾーツ(ブルームベリー)によって保有されている。

 ブルームベリーの韓国子会社であるソレア・コリアは、今年前半に、韓国済州島のT.H.E.ホテル&ベガスカジノを所有・運営するゴールデン&ラグジュアリー社(G&L)の主要株主からG&L株式90%以上を取得した。この株式取得により、ブルームベリーは済州島にカジノ・リゾートを所有することとなった。その後ブルームベリーはT.H.E.ホテル&ベガスカジノを一時閉鎖し改装を行うとともに、済州サンホテル&カジノと改称、まもなく再開する。

 ソレア・コリアは今年1月にの、仁川国際空港近くのMUUI(舞依)島の土地12.2ヘクタールを取得することで地主との間で合意、このほど 取得合意書に正式に署名した。この土地は仁川経済自由区域であり、ブルームベリーは大規模娯楽施設を開発する方針である。ブルームベリーは、韓国での新カジノ・リゾートは2017年に着工することを視野に入れているとのことである。

 ブルームベリーはさらに、オランダの100%子会社「ブルーム キャピタルB.V.]を通じて、アルゼンチンに子会社「ソレア・デ・アルゼンティーナSA」(ブルームベリーの出資比率94%)を設立した。このアルゼンチン子会社は、アルゼンチンでのカジノリゾート開設・運営である。現時点では、アルゼンチン政府や監督官庁の審査や認可などを待っている段階である(15年9月22日のフィリピン証券取引所回覧05216-2015号などより)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

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