【カンボジア】<KDDI、成長市場のカンボジアへ事業を拡大>
KDDIは、東南アジアで展開している法人向けビジネスを拡大し、2015年10月1日に、カンボジアのプノンペン市に「KDDI シンガポール プノンペン支店 (プノンペン支店)」を設立する。
カンボジアは、実質GDP成長率が年率7.4%と東南アジアの中でも経済成長率の高い国である。また、2015年4月には、ベトナム、タイを結ぶ重要な幹線道路「南部経済回廊」(注2)が繋がり、物流網が飛躍的に改善されたほか、同国政府の積極的な外資企業誘致策により、新たな生産拠点として今後ますます多くの企業が進出し、ITインフラの利用ニーズなどの増加が期待される。
この度、プノンペン支店を新設することで、工場・オフィスのITインフラの構築から保守・運用サービスまでを日本品質で提供し、カンボジアに進出する顧客の事業拡大に貢献する。
KDDIは、「南部経済回廊」が経由する全ての国に拠点を配置することにより、法人向けビジネスの提供体制を一層強化していくとともに、ミャンマーで展開する通信事業等、今後も東南アジアをはじめ、グローバルに通信事業を展開していく方針である。
なお、プノンペン支店の開設により、KDDIグループの海外拠点数は、28地域、63都市、107拠点となる(15年KDDI株式会社ニュースリリースより)。
提供:WCLソリューションズ・フィリピン
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