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ホンダがロシアでの新車販売を発注ベースに絞る:事実上の撤退との評価も

 ホンダ・ロシアがロシアのディーラーへの自動車、オートバイ、動力機械の供給を停止することが明らかになった。同社は今後は部品供給やアフターサービスに活動を絞り、新車の発注は各ディーラーが日本と直接行うことになる。9月3日付でベドモスチ紙が伝えた。

 ホンダ現地法人「Honda Motor Rus」(HMR)はディーラー各社に対し通知を送った。市場関係者はこれをホンダがロシア市場からの撤退と受け止めたが、HMRのプロトニコフ上級販売部長は、ロシア市場から撤退するわけではないと述べ、ディーラーたちとの合意の上で日本への直接事前発注システムへ移行することになると説明した。新システムは前払い制で請求は日本から直接行なわれる。

(中略)

 市場関係者は、「日本からの直接買付という新たな方式は、日本式の丁重な『さよなら』だ。例えば、撤退済みのオペル車やセアト車を欧州から輸入することはできるが、ディストリビュータなしでは価格競争力、広告・物流支援がなく、儲けがない」と述べる。ちなみに、近年、ロシアから撤退したダッジはクライスラーが、セアトはVWが、オペルとシボレーはGMがそれぞれサービスを提供している(9月4日付RBC Daily)。(後略)(9/4)

(週刊ボストーク通信1108号より)

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