【マレーシア】ペナン州政府、観光＆建設＆投資などに注力

【ジョージタウン】　ペナン州のリム・グアンエン首相は、8月31日の独立記念日に向けたメッセージを発表し、観光や住宅建設、公共工事、製造業やサービス業向け投資に注力して景気減速を乗り切りたいとの考えを示した。

リム州首相は、4月の物品・サービス税（GST）導入による景気減速とリンギの対米 ドル為替が28％も下落したことに言及。同州では州内総生産（GDP）が710億6,300 万リンギで、人口一人当たりの総生産（GDP）が4万2,251リンギに達しているとし、 以前の為替レート（1米ドル＝3.27リンギ）では先進国入りの基準（1万2,467米ド ル）を超えていたが、リンギ安のために再び中所得に転落したと述べた。

その上で、同州では連邦政府と違ってクリーンな政府の実現により、2007年から財 政黒字を達成してきたと強調した。
（マレー・メイル、9月1日）

提供：アジアインフォネット

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