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中国企業がロシア・トムスク州の木材工場を拡張:イケア向け加工品を生産

 8月25日、クノル・トムスク州副知事と中国企業Sun Yuanの代表者が会談し、同社の子会社「シビリレス」社が州内の木材加工工場の生産量を拡大することを明らかにした。同日付でトムスク州政府が伝えた。

 シビリレスは2006年から中国製設備を導入してトムスク州ズィリャンスキー地区で木材加工品(主に白樺の製材)を生産している。また同州で初となるFSC(国際森林認証制度)の認定を受け、数年前からSun Yuanを通じ、家具大手イケア向けに単板を生産している。1日の生産量は350立法メートルで、毎年20%増加している。現在、シビリレスのイケア向け製品は全て中国に輸出されてさらに加工されているが、同社は中国と同様の加工をズィリャンスキー地区で行うことを見込んでいる。新たな生産ラインを配備する3haの土地は2010年夏に取得済で、近く始動して単板の生産量は50%増加するほか、合板の生産も始まる。なお、シビリレスの工場にはイケアも150万㌦の設備投資を行っている。(後略)(8/31)

(週刊ボストーク通信1108号より)

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