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【フィリピン】<物流のSBS、フィリピンでコンテナ輸送事業開始>パラニャーケ市に合弁企業、マニラ港中心に展開

 物流のSBSグループ(本社:東京都墨田区)は、フィリピンの有力フォワーダーであるスカイ・フレイト・フォワーダーズ社を中核とするデ・グスマン・グループ(スカイ・フレイト)と合弁で物流会社SBSロジスティクス・フィリピン(SLPH、代表者エドワルド・G・デ・グスマン氏)を今年6月8日に設立し、8月24日よりコンテナ輸送(ドレージ)事業を開始した。資本金は3,000万ペソ。

 合弁相手のスカイ・フレイトは、1966年設立のフィリピン企業で、主力のフォワーディングのほか、国内での輸配送、倉庫事業等を展開している。また、同社は、銀行、外食、不動産等の企業48社と企業グループを形成している。

 SLPHは、SBSグループのアジア地域統括会社であるSBSロジスティクス・ホールディングス・シンガポール社が60%(議決権割合18.92%相当の普通株式、および優先株式)を出資、スカイ・フレイトの関連会社であるカサレグレ・ホールディングス社が40%を出資して設立された。

 まず、SLPHは、スカイ・フレイトが外注している月間500本以上にのぼるコンテナ輸送を受託し、ルソン島マニラ港を中心に事業を開始する。立ち上げには、SBSグループのシンガポールにおけるドレージ事業のノウハウを投入し品質や効率の向上を図る。

 フィリピンは、今後も人口ボーナス期が続き内需が拡大することやコンテナ輸入数量が輸出の約3倍あるなど輸送需要の拡大が期待される。SLPHは、スカイ・フレイトグループの物流需要の取り込みや同社の営業力を活用した顧客開拓に取り組み、事業拡大していく方針である。

 SBSロジスティクス・フィリピン(SBS Logistics Philippines, Inc.)の所在地は、マニラ首都圏パラニャーケ市アキノ・アベニュー スカイ・フレイトセンター スカイ・フレイトビルディングB228、 現在の従業員数は23名(15年8月24日のSBSグループのプレスリリースより)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

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