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ロシアで仏アシャンに検疫当局の一斉検査:一部で違反が見つかる

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 ロスポトレブナドゾル(連邦消費者権利保護・福祉監督局)とロスセリホズナドゾル(連邦動植物衛生監督局)が、仏小売大手アシャンの店舗の一斉衛生検査を行っている。8月20日付でベドモスチ紙が伝えた。

 ロスポトレブナドゾルのポポワ長官によれば、7月中旬からモスクワ市内のアシャンの全店舗で検査が行われている。検査の結果は今年末までに判明するという。8月中旬にはロスセリホズナドゾルの検査の結果、モスクワとモスクワ郊外の4店舗における肉売り場の営業が1日停止された。ロスセリホズナドゾルはピザ用の食肉とソーセージを検査し、微生物規準の違反を発見した。また、消費期限の改竄や馬肉・鶏肉・牛肉の混成といった違反も見つかったというが、アシャン側はこれらの点については反論している。

 アシャンはロシアにハイパーマーケットと小型ハイパーマーケットを88店舗所有しており、うちモスクワとモスクワ州には32店舗ある。2014年の売上は3341億ルーブルで、ロシアの小売業界では3位だった。

 ロスポトレブナドゾルによれば、今回の検査は異例のものではなく、定期的に大手小売チェーンで行われているものの一環である。例えば、モスクワでは2012年にはセジモイ・コンチネント、マグノリア、ピャチョロチカを、2013年にはMero Cash & Carryとペレクリョストクを、2014年にはミャスノフ、マグニト、グローブス・グルメ、アズブカ・フクサをそれぞれ一斉検査した。(後略)(8/20)

(週刊ボストーク通信1106号より)

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