【マレーシア】今年の経済成長率は4.8%、OCBC銀が予想
【クアラルンプール】 シンガポール系OCBCバンクは、マレーシアの今年の経済成長率について、4.8%になるとの見解を示した。
エコノミストのウェリアン・ウィラント氏によると、昨年は好調な経済成長が見られた。今年は昨年から若干の減速が見込まれている。4月に導入された物品・サービス税(GST)の影響で個人消費が縮小している。国民の間で物価の上昇を懸念する状況があるが、第3、4四半期には回復し、通常に戻ることが見込まれている。
一方でウィラント氏は、リンギ安が続いていることに関して、米ドル高の状態が続いているだけで、他国の通貨も下落していると指摘。懸念するべきではないとの見解を明らかにした。
翌日物政策金利(OPR)については、中央銀行バンク・ネガラが引き上げは行わないとの見解を示した。経済成長を維持するため、中銀は常に保守的なスタンスを保っていることから、 OPRを維持するとの見解を示した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月27日)
提供:アジアインフォネット
ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。