【マレーシア】日通、小口ハラル食品の混載サービスを開始 マレーシア発日本向け海上輸送
【クアラルンプール=マレーシア BIZ ナビ】 日通通運(本社・東京)は、コンテナ1 本 に満たない複数顧客の小口ハラル(イスラムの戒律に則った)食品を対象とした、マレーシア発日本向けの海上混載輸送サービスを今月4日より開始した。同サービスは日系物流企業として初となる。
同サービスは、マレーシア国内の集荷、日本までの海上輸送をハラル専用車両・専用コン テナで行う。マレーシアでの積み込みはノースポート・マレーシアが所有するクラン港内のハラル認証倉庫施設で行う。
日本政府は2020年までに年間2,500万人の外国人観光客を誘致する政策を推進しており、イスラム圏からの観光客が増加し、日本国内のハラル食品の需要が増えることが予想されている。日通は将来の需要増に的確に応えるため、同サービスを開始した。
日通グループは、マレーシア国内でのハラル輸送認証取得に続き、倉庫の認証取得の準備も進めている。また日本国内においてもハラル認証取得を目指しており、今後も国内外でハラル製品のロジスティクスサービスの強化を推進していく方針だ。
提供:アジアインフォネット
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