【マレーシア】投資先ランキング、マレーシアは世界6位に

【クアラルンプール＝マレーシア BIZ ナビ】 外国人投資家にとっての投資先としての魅力度を図る指数、マレーシアの基準収益能力指標（BPI）が今年、世界で6位となり2014年 の 11位からランクを上げた。

米外交誌「フォーリン・ポリシー」に掲載された結果によると、1位はインド、2位はカタール、3位はボツワナだった。
東南アジア諸国連合（ASEAN）からはマレーシアの他にシンガポールが4位となり、110 カ国中で10位以内にランクインした。ベトナムは23位、フィリピンが30位、タイが38位 に入った。

マレーシア投資開発庁（MIDA）は声明の中で、投資家からはアジア太平洋地域の有力な投資先としてマレーシアが注目されていることの現れだと指摘。企業にフレンドリーな投資環境を提供しており、投資先としての魅力があることが明らかになったとした。

ランキングはこれまでの統計のみをベースにしたものではなく、向こう5年間の予測も含めたものであるという。BPIは▽経済成長▽物理的安全保障▽汚職▽公用徴取▽民間企業による徴取▽外国為替レート▽資本統制--の8分野を指数化し、各国の生活水準を比較するなど して算出された。

MIDAのアズマン・マハムード最高責任者は、マレーシア経済のファンダメンタルズが改善していることの現れであり政府のかじ取りが経済の多様化や再編に役立っていることを示していると自信を見せた。

提供：アジアインフォネット

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