【マレーシア】小売チェーン協会、下期に向け業績回復と予想
【クアラルンプール】 マレーシア小売チェーン協会(MRCA)は、小売チェーン産業は今年上期は減速気味だったが、下期はハリラヤ(断食月明けの大祭)やディパバリ、クリスマスなどのイベントがあることから回復すると予想している。
MRCAのCL・リアウ会長は、今年上期は4月の物品・サービス税(GST)導入の影響を受け、第2四半期は購買力の低下が見られたと指摘。消費者は物価上昇などを警戒して消費を控える傾向があったと述べた。セクターにより10-30%の減速となった。
その上でリアウ会長は、向こう数カ月で市場が回復することを期待しているとコメント。世界経済の状況は問題が山積しており、通貨リンギも下落傾向にあるが小売業者は競争に対抗 しなければならないと述べ、よりアグレッシブにプロモーションなどを行うべきと提言した。
(ベルナマ通信、7月9日)
提供:アジアインフォネット
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