【フィリピン】<エチオピア航空マニラ線就航(週3便)、デイリー化・直行便を検討>
エチオピア政府が100%を保有するエチオピア航空(ET)は7月9日に、アディスアベバ⇔バンコク⇔マニラ線を就航した。
ETのアディスアベバ⇔バンコク⇔マニラ線の運航日、火、木、土の週3便、使用機材はボーイング767-300(ビジネス24席、エコノミー211席、計235席)であり、アフリカ大陸とマニラを結ぶ初の路線となった。ETはアフリカの49都市に乗り入れており、マニラとアフリカ間の移動の利便性が大きく向上すると期待される、一方で昨年にエボラ出血熱が流行した国々には就航していない。
7月13日付け各紙電子版によると、ETはマニラ線での需要拡大を予想しており、既にマニラ線の直行便就航やディリ―(毎日便)化まで検討しているとのことである。
ETは今年4月22日、成田⇔アディスアベバ線を週3便で就航、初の日本路線運航となった。現在、エジプト航空が日本線を運休しているため、成田⇔アディスアベバ線は、日本からアフリカへの唯一の定期便となっている。東アジアに関しては、北京、上海、広州、香港線を毎日運航、韓国仁川線を香港経由で週4便運航している。
なお、米国のトラベルサイト「WanderBat」の2015年世界航空会社人気度ランキング(http://airlines.wanderbat.com/)において、ETは215社中6位にランクされている。ちなみに、トップはカタール航空、日本航空は13位、フィリピン航空は21位であった。
提供:WCLソリューションズ・フィリピン
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