【タイ】消費者物価1.1%下落、6月もマイナス
商務省が1日発表した6月の消費者物価指数(CPI、計 450品目、速報値)上昇率は昨年同月比マイナス1.1%だった。 マイナスは6カ月連続。下げ幅は 0.2ポイント縮小した。
同省は燃料価格の低下や、景気回復の遅れによるインフレ圧 力の低下などが指数下落につながったと説明した。
部門別の上昇率は、食品・飲料が 0.5%、非食品がマイナス1.9%。食品・飲料のうち、食肉・魚はマイナス1.3%、卵・乳製品はマイナス3.4%、果物・野菜は 3.1 %だった。
非食品では、住宅が0.5%、電力・燃料・水がマイナス3.2%、通信が横ばい、たばこ・アルコール飲料が 2.1%だった。
振れ幅の大きい生鮮食品とエネルギーを除いたコア物価指数の上昇率は 0.9%となり、前月から横ばいだった。生鮮食品はマイナス 0.1%に0.8ポイント上昇、エネルギーはマイナス 13.9%に 0.5ポイント上昇した。
提供:日刊タイビジネス
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