【フィリピン】<今年の成長率目標7~8%)を継続との報道>
政府の2015年の年間GDP成長率目標は7~8%と設定されている。第1四半期が5.2%と予想外に低い成長率となったことから、年間目標の下限の7%を達成するには、残りの3四半期の平均成長率7.5%以上が必要である。エルニーニョ現象による干ばつ被害拡大も懸念されることから、達成は難しいとの見方が広がっている。
しかし、7月1日付け各紙電子版によると、開発予算調整委員会(DBCC)は、2015年の年間GDP成長率目標を依然7~8%で継続することを決定したとのことである。DBCCは政府の経済関係部署の横断機関であり、マクロ経済目標決定の役割を担っている。
提供:WCLソリューションズ・フィリピン
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