日本企業グローバルビジネスサポートLAPITA(JTB)

  1. TOP
  2. サポート事例
  3. 中国・ロシア・ブラジル
  4. サンパウロ病院が診察停止=財政難や研修医達のストで

サンパウロ病院が診察停止=財政難や研修医達のストで

 サンパウロ連邦大学(Unifesp)付属サンパウロ病院で23日に研修医達のストが始まり、診察にも支障をきたしていると23日付エスタード紙やG1サイトなどが報じた。

 同病院は、クリニカス病院、サンタカーザ・ダ・ミゼリコルディアと並び、高度な医療知識や技術を要する治療が可能な医療センターの一つだが、現在は深刻な財政危機の中にいる。

 同病院は17日、急を要する場合や重度の場合以外の入院治療や手術の停止を宣言したが、聖州保健局が300万レ、教育省が400万レの緊急援助を申し出たため、ガン患者を優先した入院治療を19日に再開したばかりだ。大学側は「医薬品の供給その他の条件を早期に改善し、より多くの専門科で入院治療再開を目指す」というが、その矢先に研修医のストが起きた。

 同病院の研修医は3100人いる医師の38%を占めており、急を要する患者への診察に30%のスタッフを当てる以外は医療行為を停止する事を22日に決め、23日からストに突入した。

 研修医や研修看護師達の要望は、・・・

・・・これより先の記事は、ラピタ会員専用ページにてお読みいただけます。

ラピタ会員専用ページをご覧いただくには「会員登録」が必要です。
・すでに会員登録をされている方はこちらから
・まだ会員登録をされていない方はこちらから

 

PAGETOP