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【マレーシア】投資家信頼度、依然として高い=通産相

【クアラルンプール】 ムスタパ・モハメド通産相は、昨年は外国直接投資(FDI)が世界的に減少したにも関わらず、マレーシアは大きな影響を受けなかったとして国内経済の再編 が順調に進んでいるとの見解を明らかにした。
マレーシアへのFDI純流入額は2014年通年で353億リンギとなり、2013年の382億リンギから減少した。国連貿易開発会議(UNCTAD)が発表した世界投資報告書によると、マレーシアのFDI投資額の減少率は 7.4%で、世界的なFDIの減少率 16.4%と比べると大きな 減少ではなかった。マレーシアへのグロスのFDI流入額は昨年1,121億リンギとなり、2013 年から8.9%増加した。

今年も順調に投資が流入すると予想されており、今年第1四半期のFDIは前年同期比37.1 %の増加となった。
報告書によると、昨年マレーシアはアジア太平洋地域で 6 番目にFDIの流入額が多い国となった。中国と香港、シンガポール、インドネシア、タイの順に FDI流入額が多かった。

ムスタパ・モハメド通産相は、投資家がマレーシアに依然として強い信頼を持っていることの現れだとし、経済危機やリンギ下落の影響を大きく受けていないとコメントした。2015 年6月15日時点でマレーシア投資開発庁(MIDA)は288億リンギ相当の投資を見込んでいるとの統計が出ている。
(マレーメイル・オンライン、マレーシアン・インサイダー、ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月25日)

提供:アジアインフォネット

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