独テンゲルマンがロシアでディスカウントスーパーを展開
ドイツの小売チェーンホールディング「テンゲルマン」(Tengelmann Group)がロシアで低価格スーパーの出店を計画している。6月16日付でベドモスチ紙が伝えた。
(中略)
テンゲルマンは、年内にモスクワ州、トゥーラ州、ニジェゴロド州等に12店舗のプリュスを出店し、2022年には店舗数を150まで拡大する計画。同社はプリュス事業のためにロシアの金融グループ「ロスエブログループ」と合弁会社「プリュス・ディスカウント」及び「プリュス・デベロップメント」を設立しており、前者はチェーンの運営を、後者は土地の取得と店舗の建設を行う。
プリュス・ディスカウントによれば、店舗の売場面積は平均1000㎡、アイテム数は2200SKUで、7割は食品になる予定。専門家は、大手小売マグニトの小型店舗(200㎡以下)でさえアイテム数は1800SKUであり、プリュスは品揃えをかなり絞ることになると指摘する。しかし、経済が低迷する中、ディスカウントスーパーという業態は集客に成功する可能性があるとみている。(後略)(6/16)
(週刊ボストーク通信1098号より)
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