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ロシアで三井物産・セベルスタリのコイルセンターが本格稼働

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 6月5日、レニングラード州フセボロシスク市で、三井物産とロシアの鉄鋼大手セベルスタリの合弁会社「セベルスタリ金属サービスセンター・フセボロシスク」(SSV)のプレゼンテーションが行われた。同日付でSMTsが伝えた。
 SSVは三井物産が25%、セベルスタリが75%を出資する鋼板加工センター(コイルセンター)で、2011年に設立計画が発表され、2014年10月に試験生産が始まった。今回、ドロズデンコ・レニングラード州知事代行も参加して本格稼働のプレゼンテーションが行われた。
 センターでは広範な鋼材半製品が生産されており、ロシアで初の溶接鋼材ラインもあるため、超軽量の自動車ボディ用鋼板等の加工も可能となっている。工場の投資額は17億ルーブル超。現在の生産量は月間5000㌧前後で、フル稼働時には年間15万㌧の生産が可能。製品の6割近くは自動車用で、その他に建設会社、機械メーカー、家電メーカーにも供給している。自動車用成型部品(ドア、床等)の半製品は、近接する「ゲスタンプ・セベルスタリ・フセボロシスク」(セベルスタリとスペインGestampの合弁工場)でさらに加工され、サンクトペテルブルクの日産工場等に出荷されている。(後略)(6/5)
(写真:本格稼働したコイルセンター =レニングラード州政府/週刊ボストーク通信1097号より)

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