【マレーシア】中国人団体観光客にビザ免除、内閣が同意
【クアラルンプール】 内閣は、中国人団体観光客を対象にビザを免除することに同意した。マレーシア旅行代理店協会(MATTA)が明らかにした。個人旅行者には適用されない。
今年第1四半期の中国人観光客数が前年比27%の大幅減少となったことを受けたもので、業界団体などから免除を要請する声が上がっていた、昨年は観光客による小売売り上げが216億リンギに達した。
内閣はこれに先立って、ビザ手数料を無料にすることを発表していた。
マレーシア政府観光省は今年、2,940万人の観光客誘致を目標に掲げている。モハマド・ナズリ観光相は、2013年にタイがビザ手数料を無料化した際に中国人観光客が2倍の400万人に増加したことを挙げて効果への期待を表明した。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、星洲日報、6月20日)
提供:アジアインフォネット
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