【インドネシア】＜双日コスメティックス、ASEAN化粧品市場に参入＞ハラル認証取得、イスラム教徒にも安心感

　双日の100%子会社である双日コスメティックス（本社：東京都中央区）は、2015年6月よりインドネシア市場向けに企画開発した化粧品ブランド「ナチュレシア」（naturecia）を発売開始し、インドネシアの化粧品市場に参入する。

　インドネシアは昨今著しい経済成長を遂げており、中間所得層の拡大とともに化粧品市場の伸長が期待されます。双日コスメティックスはインドネシア大手ドラッグストアの販売チャネルを使用し、ジャカルタ近郊の約160店舗にて化粧品アイテムを販売する。

　今回発売するのは3アイテム。メインアイテムは、肌に塗布してやさしくマッサージするだけで不要な角質を取り除くことができる「洗い流しパック」で、インドネシアにはこれまでなかった新しいタイプの化粧品である。その他は「朝用クリーム」と「夜用クリーム」で、それぞれ保湿・美白・エイジングケア効果があり、インドネシア人女性のあらゆるニーズに対応できる高機能化粧品である。いずれもハラル認証を取得しており、イスラム教徒が世界一多いといわれるインドネシアの消費者も安心して使用できる。ハラル認証とは、イスラム教が摂取を禁じている豚肉やアルコール等を使わないなどの戒律に従って製造したことの証明である。

　双日コスメティックスは日本国内にて生協市場での販売を主力とし、約30年にわたり化粧品の企画開発・販売を行ってきました。今後は特に高い経済成長を見せている東南アジアをターゲットとし、現地のマーケット規模や市場の成長性、競合、消費者の購買動向に鑑み、新たな市場への展開を行うことで事業の拡大を目指す（15年6月9日の双日株式会社と双日コスメティックス株式会社のニュースリリースなどより）。

提供：WCLソリューションズ・フィリピン

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