【マレーシア】中小機構が日本ブース開設、KLで開催の見本市で 食品2社が出展
【クアラルンプール=マレーシアBIZ ナビ】 中小企業基盤整備機構は、クアラルンプール(KL)で開催されているマレーシアのSMEコープが主催する東南アジア諸国連合(ASEAN)の中小企業(SME)の見本市、「ASEAN・SME展示会・会議2015」(ASSC 2015、会期5月26―28 日)に日本ブースを開設した。
中小企業基盤整備機構の日本ブースには、今年は岡山県倉敷市の高級煎餅製造、くらしき藹然(あいぜん)と高知県でアイスクリームや飲料などを製造する土佐アイスの食品2社が直接出展。▽かんずり(唐辛子調味料)▽アサップ(食用ほおずき)▽ツキオカフィルム製薬(口臭予防シート)▽中山吉祥園(日本茶)▽日本ハラル協会――が委託出展した。
くらしき藹然は老舗のせんべい製造元の輸出事業体として2011年に設立された会社で、ロゴや社章などを焼き印した無添加の煎餅を出展。土佐アイスは高知県特産のゆずを全面に出して、シャーベットやドリンクを売り込んだ。共に素材にこだわった高級品で価格が割高であることから、業務卸と高級食品店での浸透を目指す意向だという。
今回の世話役を務める中小企業基盤整備機構の中島康明 参事は、マレーシアの諸政府機関との連携を拡大していく一方、展示会以外でも民間活用をさらに広げて中小企業の支援を行っていきたいと語った。
同見本市は、毎年行っている中小企業見本市をASEANおよびそれ以外に拡大開催したもので、KLコンベンションセンターで約500社が出展した。主催者側は1万人の来場を見込んでいる。
提供:アジアインフォネット
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