【フィリピン】＜本日のGDP統計等発表控え過去分改訂値発表＞14年第4四半期GDP成長率6.6%に（速報値6.9%）　通年では6.1%のまま、GNIは5.8%に（速報値6.3%）

　フィリピン統計庁（PSA）は5月27日、2015年第1四半期（1～3月）の経済成長率発表を翌日に控え、過去発表分の改定値を発表した。

　2014年のNPI（OFW送金等海外からの純所得）が7.3%から4.1%に下方修正された。その結果、GNI（国民総所得）は6.3%から5.8%に下方修正された。一方、GDP（国内総生産）成長率は変わらず6.1%で据え置かれた。

　また、2014年第4四半期のGDP成長率は6.9%から6.6%に下方修正された。NPIは2.8%から1.4%に、GNIは6.3%から5.7%にそれぞれ下方修正された。

　一方、2013年のGDP成長率は7.2%から7.1%に下方修正されたが、NPIは9.0%から13.1%に、GNIは7.5%から8.1%にそれぞれ上方修正された（15年5月27日のフィリピン国家統計調整委員会発表より）。

提供：WCLソリューションズ・フィリピン

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