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【マレーシア】マレーシア航空、6月10日までに削減人数判明

【ペタリンジャヤ】 再建を目指すマレーシア航空(MAS)は、何人の従業員が新会社での再雇用に向けて新たな雇用条件を承諾したか、6月10日までに判明する見通しであることを明らかにした。

従業員に対して、5月27日から解雇通知及び新会社での再雇用もしくはそのままレイオフという2つの選択について判断をもとめる文書のクーリエによる送付を開始する。従業員は1 週間以内に再雇用と早期退職のどちらの提示条件を呑むかどうか判断がもとめられる。

一通は旧MASからの解雇を通告する文書で、もう一通は再雇用もしくはレイオフを選択を求める内容の文書となっている。レイオフを選択した場合は、会社のコーポレート・デベロプメント・センター(CDC)に出頭することが求められる。CDCでは再就職に向けた雇用訓練などが受けられる。

MASの親会社であるカザナ・ナショナルは、2 万人いるMAS従業員のうち6,000人のレイオフを予定しており、1万4,000人の体制で再建を進める方針だ。MASはこのほか、3,779件に及ぶベンダーとの契約も見直す方針を決めている。

MASの最高経営責任者(CEO)に就任したクリストフ・ミュラー氏は先ごろ、就任後初の声明文を従業員全員に送付。再建取り組みへの理解と協力を求めた。
(ザ・スター、5月15日)

提供:アジアインフォネット

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