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【フィリピン】<労働雇用省、未登録下請企業に対する注意喚起>

 労働雇用省(DOLE)は5月18日、雇用主にDOLE未登録の下請業者と契約しないよう再度警告した。

 バルドス労働雇用相は、「信用のおけない下請業者は、労働雇用省規則(D.O)18条A(18-A)に反して、ダミー会社や内部下請業者を使っている可能性がある」と指摘し、「このような下請業者を使っていると、遅かれ早かれ悲惨な結末になる」と警告した。

 D.O.18-Aでは、請負業者が全く異なる業種で且つ全面的に仕事を請け負っている場合、下請業者を使うことができると規定されている。また、請負業者及び下請業者に払込資本額300万ペソ、仕事遂行できる財力の所有を義務付けている。

 現在DOLEは、先日工場火災により多数の犠牲者を出したケンテックス・マニュファクチャリング社と人材派遣をしていた下請業者CJCマンパワー・サービシズ(ブラカン州メイカウアヤン)の内部調査に力を入れており、バルドス労働雇用相は既に両社への刑罰に言及している(15年5月18日のフィリピン労働雇用省発表より)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

ここで紹介できなかったフィリピン経済情報は、 フィリピン経済・金融・投資情報 にてご確認いただけます。

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