【マレーシア】マレーシア投資家の半数、財政状況の改善見込む
【クアラルンプール=マレーシアBIZ ナビ】 マニュライフは7 日、投資意識指数(MISI)を発表。マレーシア投資家の52%が財政状態が向こう2年で改善すると回答し、将来の財政状態に楽観的であることがわかった。
一方で10%の回答者が悪化すると回答した。32%が今年最も利益を生み出す資産として、現金を挙げた。それに不動産、不動産投資信託(REIT)が続いた。
同調査では、マレーシア人が将来の財政状況を楽観視していることが明らかになったが、その一方で2014年第4 四半期の投資家の景況感は47 ポイントに下降したしたことがわかった。2014年第2四半期には48ポイントだったが、第3四半期には55ポイントに回復していた。
マニュライフは、過去数年で財政状態が改善したことにより、投資家が楽観的であるという結果が同調査では明らかになったと指摘。国内総生産(GDP)成長率が、4.5-5.0%と予想されており、6%の物品・サービス税(GST)導入が下振れリスクとなる可能性があるため、投資家は注意深い傾向にあるとの見解を示した。
提供:アジアインフォネット
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