【マレーシア】イスカンダルの投資誘致額、第1四半期は79.8億リンギ
【ジョホールバル】 ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」の2015年第1 四半期の投資誘致額が79 億8,000万リンギとなった。2006 年から今年3 月末までの累計投資額は、1,661 億リンギとなった。
ジョホール州のモハメド・カレド・ノルディン首相が、6日に行われたプンチャク・セマンガットのデータ・センターの正式オープン式典において明らかにした。
2006年からの累計投資額の47%に当たる785億3,000万リンギはすでに実現している。
また62%となる1,023億4,000万リンギが国内直接投資で、残りが外国直接投資だった。シンガポールや中国、米国、スペイン、日本からの投資が多かった。
508億2,000万リンギが製造業、48 億1,000 万リンギがロジスティクス、30 億6,000万リンギが観光、26億5,000万リンギがヘルスケア、19億6,000万リンギが教育、5,600万リンギがクリエイティブ、4,700万リンギが金融産業への投資だった。一方で2007年から2014年まで65 万1,536人分の雇用が創出された。
「イスカンダル・マレーシア」の開発推進母体、イスカンダル地域開発庁(IRDA)のイスマイル・イブラヒム最高経営責任者(CEO)は、国際的な食品加工企業が「イスカンダル・マレーシア」において、数百万リンギをかけて工場を開設することに強い関心を示していると明らかにした。現在交渉が行われており、投資額は5億から10億リンギとなることが見込まれていると述べた。
(ザ・スター、5月7日、ベルナマ通信、5月6日)
提供:アジアインフォネット
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