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【マレーシア】多国籍企業、アジア太平洋地域に注目=MIDA

【クアラルンプール】 マレーシア投資開発庁(MIDA)のパン・アートン副最高経営責任者は、多くの多国籍企業が域内の航空宇宙産業のサプライチェーンでのビジネス機会に関心を寄せていると明らかにした。アジア太平洋地域では航空宇宙産業の成長が著しく、アウトソーシングへの需要が高まっている。多国籍企業の中にはパーツの5%を欧州から調達しており、アジアからは3-4%のみが調達されているという。

多国籍企業は20%をアジア地域で調達する計画で、アジア地域での航空宇宙産業の物品の競争力がある価格設定に注目しているという。

マレーシアの航空宇宙関連の製品の輸出高は昨年、前年比15.7%のプラスとなる8 億7,900万米ドル(29億リンギ)だった。主に航空機のパーツや部品、プロペラやローター、エアー・コンバット・フライト・シミュレーターなどが輸出された。

27-29日の日程で開催されているクアラルンプール航空宇宙事業会議(KLIABC)に出席したパン副最高経営責任者は、マレーシアの航空宇宙産業の輸出を強化させる能力があると指摘。マレーシアのサプライチェーン拡大を通じて競争力を高めると述べた。また、MIDAは大型プロジェクトへの投資を誘致するために交渉を行っていると語った。
(ベルナマ通信、4月27日)

提供:アジアインフォネット

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