【マレーシアレポート】マレーシア最大の旅行博
MATTA FAIR March 2015レポート
マレーシア最大の旅行博MATTA FAIR※ March 2015(3月13-15日)はクアラルンプールのプトラ・ワールド・トレード・センター(PWTC)にて開催されました。※年2回、3月と9月に首都クアラルンプールにおいて開催されますが、地方都市でも定期的に開催されています。
MATTA FAIRのスケジュールは、こちらのオフィシャルウェブサイトからご確認いただけます。
http://www.mattafair.org.my/index.php/en/calendar.html
Malaysia Association of Tour & Travel Agents (MATTA) が主催の旅行博には、旅行会社や航空会社、テーマパーク、政府機関など195団体(MATTA FAIR HP参照)が出展しました。昨年の同月の旅行博には9万人を超す来場者があり、B2C向けの大きな旅行イベントです。
2014年度のマレーシア人訪日旅行者数は、過去最高の24万9,500人でした。日本政府観光局(JNTO)のPRにも力が入っているようで、今回の日本パビリオンには過去最大の24ブースを設置。桜が満開の装飾は訪問者の注目を浴び、各ブースは混み合っていました。
そんな中、注目したのは北陸新幹線のブース。そもそも、外国人旅行者にとってお得なJRレイルパスの認知度は高いです。新たなHokuriku Area Passの登場により、訪問客は地図を見ながらブーススタッフに観光名所等を真剣に質問していた姿が印象に残ります。JTB MALAYSIA (JAPAN TRAVEL BUREAU MALAYSIA SDN. BHD)でもFree Individual Traveler 向けに日本地図を用いて旅のプランの提案を行いました。
地方自治体ブースにおいては、ムスリム旅行客が安心できる旅行プラン・食事等をムスリムスタッフが積極的に提案していました。日本はハラールツーリズム後進国。日本を旅行するすべての過程においてハラール性の担保はまだまだ課題は多くあります。しかし、受入施設・自治体はここ数年ムスリム旅行客受入整備を進めており、このような取り組みに対するムスリム旅行者の評価は上がってきているように思われます。
次回クアラルンプールのPWTCで開催されるのは9月4-5日です。
・JTB MALAYSIAは在マレーシア日本大使館と日本政府観光局(JNTO)から、日本とマレーシアの観光振興に貢献した旅行代理店として3月16日に表彰されました。
・2014年9月のMATTA FAIRのレポートはこちらからお読みいただけます: 【マレーシアレポート】アジア徒然草:マレーシア最大の旅行博 MATTA FAIRレポート