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【マレーシア】人気輸入チョコに非ハラルの疑惑、Jakimが発表

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 人気チョコレート・ブランド「ダイム」と「トブラローネ」についてイスラム教徒が食べられない食品である可能性が浮上、ムスリムの間で不安が高まっている。


疑惑の発端は、イスラム開発局(Jakim)が12月下旬にフェイスブック上でこれら2ブランドが「ハラル(イスラム教義に適合した)認証は取得していないとの声明を出したことがきっかけ。Jakimはハラル・ロゴが付いた商品を買うよう消費者に呼びかけたが、2ブランドがハラル認証を申請していたのかどうか、認証取得に失敗したのかどうかといった製品情報、なぜ唐突にこうした声明を出したのかについては明らかにしていない。


これに対して2ブランドを販売するモンデリーズ・インターナショナルは、「ハラル認証は取得していないが国際的な食品基準を満たしており、イスラム教徒にとって問題となる成分は含まれていない」との声明を発表した。同社が2ブランドをハラル製品だと偽って販売した形跡もない。


不安の声を受けてマレー人の権利を主張するマレーシア・ムスリム人民連合(IRIMM)とペルトゥブハン・マルタバット・ジャリナン・ムヒバ・マレーシア(MJMM)という2つの非政府組織(NGO)は、Jakimに対して2ブランドの詳細を公表するよう求めた上で、警察に通報した。


提供:アジアインフォネット

 

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