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【JTB海外駐在員コラム】韓国(ソウル)編

国内外の独自のパートナーシップの構築により日本企業のグローバルビジネスをJTBグループがお手伝いするラピタより、海外に駐在するJTBの社員による現地の最新情報をご提供いたします。


今回は、韓国(ソウル)からのコラムをお届けします。


안녕하세요(アンニョンハセヨ)
今月は、韓国・ソウルから最新の現地情報をお伝えいたします。


【韓国と大気汚染】
日本では、あまり報道はされていませんが、韓国でも近年大気汚染の問題が深刻です。
韓国の大気汚染は年々悪化しているのが、現状です。
理由は、2つあります。1つ目は、中国大陸から飛んでくるものが増えているという側面と2つ目は韓国では、近年ディーゼル車の登録車両が増え、ソウル市内を走る車両の5台中2台を占めるほど増えています。このようなディーゼル車の成長には、韓国での安い軽油価格設定などが背景としてあります。すでに走行中のディーゼル車も多く、新車販売制限などだけでは改善するのは難しそうです。
また、1年間の中でも、黄砂と重なる3月から6月頃までが一番凄く、中国程ではないのですが、300m~400m先のビルが霞むほど大気汚染が物凄い脅威です。屋外がこんな状態だと外出している人はマスクをするのかと一見思いますが、街中にマスクをしている人はちらほらしかいません。
これは韓国人の美に対する意識からかもしれません。


【韓国のインフラ状況】
韓国におけるインフラ状況は、日本とほぼ同様だと思っていただいて結構です。
逆にWifi環境などは、日本より進んでいます。公共交通機関はもとより、ソウル市内やレストラン・コンビニなどでも利用することができます。
公共交通機関のインフラ状況につきましても、日本と同様にほぼ時間通りに運行しています。
ソウル市内を走る路線バスは、自分が今待っているバス停に何分後にバスが来るかをバス停に設置されている電光掲示板などで確認出来るようになっています。
 また、ソウル市内を走るタクシーも初乗り料金が3,000ウォン(日本円で約300円)から乗れて非常に使い勝手が良い乗り物として日頃から利用されています。


【SNSの活用方について】
日本では、LINEが普及しているのはご承知の通りですが、韓国では、KAKAOトークが普及しています。韓国では、KAKAOトークとNateOnと呼ばれる韓国で最もシェアが高いインスタントメッセンジャーをビジネスにおいてもよく利用します。
例えば、お客様とアポイントを取ったりなど、メールやFAXを利用するよりもはるかに便利です。
また、カカオにはカカオタクシーと呼ばれるアプリもあり、GPSを通じて、自分の居場所と目的地をアプリに入力すれば、わざわざ電話をして呼んだり、道路に出てタクシーを拾う煩わしさを感じることなく気軽にタクシーを呼ぶこともできます。どこにいたとしてもこのアプリを利用して、タクシーを呼ぶことが出来ます。


世界各国の中でも一番近くて、身近な存在である韓国へ是非お越しください。


※本サイトに掲載のレポートやコラム及びリンク先などの内容はすべて執筆者の個人的な見解であり、弊社の公式見解をあらわすものではありません。

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