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【マレーシア】KLー星高速鉄道建設、二国間協定を締結

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送(HSR)プロジェクトに関して、マレーシアとシンガポール両政府は13日、二国間協定に調印した。2026年12月31日の運行開始を目指す。


ナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相隣席の元で、アブドル・ラーマン首相府相、シンガポールのカウ・ブーンワン国土開発相が調印した。


ナジブ首相によると、2026年の完成を目指し、2017年第1四半期にプロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)の入札を開始する。同年第4四半期に国際入札を開始する。同プロジェクトには、日本や韓国、フランス、ドイツ、スペイン、台湾企業などからも強い関心が寄せられており、さらなる競争の激化が予想されている。


HSRシステムは、マレーシア側の全長が315キロメートル、シンガポール側が15キロメートル。バンダル・マレーシアとプトラジャヤ、セレンバン、アイル・ケロー 、ムアル、バトゥ・パハ、イスカンダル・プテリ、シンガポール8カ所に駅が設けられる。税関、出入国管理、検疫(CIQ)は、KLとジョホールのイスカンダル・プテリ、シンガポール3カ所に設けられる。KLとシンガポールの間の所要時間は90分となる。


ナジブ首相は、HSRプロジェクトは非常に重要なものであると強調。マレーシアを変えるものとなると述べた。一方でリー首相は、両国にとり大きな一歩となると述べた。



提供:アジアインフォネット

 

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