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【マレーシア】ファミリーマートが開業式店、二号店もオープン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ファミリーマート(本社・東京都豊島区)は2日、マレーシアにおける正式開業式とマレーシア二号店の開店式を行った。海外での店舗開設は8カ国・地域目。11月11日にはすでに、マレーシア一号店「ウィスマ・リム・フーヨン店」をクアラルンプール(KL)に開店している。


食品加工を手掛けるQLリソーシズと共同で展開するもので、QLリソーシズはセランゴール州シャアラムにファミリーマート専用の工場を建設し、弁当やおでん、サンドイッチ、スイーツなどの中食を供給する。QLリソーシズの食品メーカーとしての強みを生かして、食品のクオリティの高さを売りにする。QLリソーシズと共同開発した食品はすでに100―150種に達しており、ハラル(イスラム教義に準拠した食品)の認証を取得する予定だ。


KLのオフィス街に開設した24時間営業の直営一号店は、1日の来店客が2,000人と盛況で、客単価も他国に比べて高いという。人気ショッピングセンター、「ミッドバレー・メガモール」に開設した直営二号店は、店舗面積が104平方メートルで、約1,800アイテムを扱っている。営業時間は24時間でなく午前6時から午後11時までとなっている。弁当やおでん、おにぎり、サンドイッチ、グローバルPBの「ファミリーマート・コレクション」の菓子や飲料、日用品などを揃えイートインスペースも設ける。


年内には首都圏大量輸送システム(MRT)一号線の「TTDI駅」内とKL新国際空港格安航空ターミナル(KLIA2)内にそれぞれ直営店を開設する計画。新規店舗展開に向けて年間1,500万―2,000万リンギを投資する計画で、向こう5年で300店の開業を目指す。オフィスビル以外は24時間営業の形態で展開する計画で、日本と同じようにコピーや小包取り扱いなどのサービスも開始したい考えだ。


開業式に出席したファミリーマートの澤田貴司社長は、小売業へのニーズが年々変わってきておりマレーシアではまだまだコンビニのニーズが期待できるとコメント。マレーシア人は品質に関する要求が高くなっているため、製品のクオリティが重要になってくると述べた。

提供:アジアインフォネット

 

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