【タイ】ユニチカ、自動車用樹脂販売の合弁設立へ

ユニチカは25日、タイで合成樹脂販売の合弁会社を設立すると発表した。東南アジアで自動車用樹脂の販売を強化するための拠点とする。

合弁会社の「ユニチカ・プラスチックス・トレーディング（タイランド）」を来年４月にバンコク都内で設立する予定。資本金は4,500万バーツ。出資比率はユニチカが60％、子会社のテラボウ（本社・大阪府貝塚市）が30％、産業資材商社の東工コーセン（同・東京都千代田区）の現地法人コーセン・ファイバーテック（タイランド）が10％。合弁会社がコンパウンド材やリサイクル材などの合成樹脂を販売する。

ユニチカの高機能合成樹脂と、テラボウの樹脂コンパウンド技術、コーセン・ファイバーテック（タイランド）のエアバッグ基布のリサイクル技術を活用し、合弁会社を通じて東南アジアで販売拡大を目指す。自動車関連市場が成長しているタイを拠点に選んだ。

コーセン・ファイバーテック（タイランド）は東部チョンブリ県に工場があり、エアバッグ基布など自動車用繊維製品の加工を手掛けている。

（日刊タイビジネス）
提供：アジアインフォネット

 

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