【マレーシア・日本】日本のハラル産業、ナジブ首相がサポート表明
【東京】 日本を15日から17日訪問したナジブ・ラザク首相は、安倍晋三 首相との首脳会談の席で、日本のハラル(イスラムの戒律に則った)産業をサポートする方針を表明。ハラルに関するアドバイザーを務めることを提案したと明らかにした。
ナジブ首相は取材陣に対して17日、日本では2020年に開催される東京オリンピックに向けてハラル製品の需要が高まっているとコメント。イスラム教徒の競技参加者や観光客向けにハラル食品や製品は必要だと指摘した。マレーシアを含む様々な国から訪日への関心も向上しているとして、さらにハラル製品への需要は高まっていると述べた。イスラム開発局(JAKIM)は世界貿易機関(WTO)や国際連合(UN)からも信頼性が認めらているとコメントし、適任であるとの考えを示した。
今年5月にはアハマド・ザヒド・ハミディ副首相が日本を訪問し、当時副首相だった麻生太郎氏と会談。マレーシアから日本に対してハラルの知識や情報を共有するためサポートする準備ができていると伝えていた。
(ベルナマ通信、11月17日)
提供:アジアインフォネット
ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。
その他の経済情報は こちら からご覧いただけます。