【ロシア】ICタグ導入で変わる毛皮コートビジネス:ロシアで密輸品の取り締まりが始まる
ロシアでは今年9月に、毛皮製品の流通に際して商品にICタグ(RFID)をつけることが義務付けられた。市場に流通する製品の大半がグレー通関で輸入されていた毛皮製品市場では、当局が調査を行い、混乱が広がっている。ICタグの義務化は将来的には他の製品にも拡大される見込みだ。11月2日付でRBC Dailyが伝えた。
(中略)
政府は、医薬品の取引にもICタグを導入すべく、2017年1月に運用試験を始める。食品、靴、自動車部品、航空機部品等でも導入を検討しているが、実際の導入は当分先になるとみられている。
(週刊ボストーク通信1165号より)
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