【マレーシア】ジョホール州、医薬品工業団地を開発へ

【ジョホールバル】　ジョホール州政府は、来年にもバイオ産業の推進に向けた医薬品工業団地「ファーマポリス」の開発に着手する方針だ。カレド・ノルディン州首相が同州で開催された「バイオエコノミー会議2016」で明らかにした。

韓国政府が忠清北道で開発した「オソン（五松）バイオメディカル・パーク」をモデルにしたもので、同州政府系企業、ジョホール・バイオテクノロジー＠バイオディバシティ・コーポレーション（J-バイオテック）が2017年にも調査を開始する。調査は9カ月で完了する見込み。J-バイオテックはデサルに9,000エーカーの用地をもっている。

同日、J-バイオテックは韓国KBIOヘルスとの間で、バイオメディカル産業団地の開発で覚書（MOU）を取り交わした。J-バイオテックはさらに、韓国JKメディカル・グループとの間でアンチエイジングのためのウェルネスセンター開発におけるMOU、地元企業のリンブナン・セランタウとの間では生分解性素材とバイオ堆肥の商業化に向けたMOUをそれぞれ取り交わした。

（ボルネオ・ポスト、ザ・サン、10月25日、ベルナマ通信、10月24日）

提供：アジアインフォネット

 

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