【マレーシア】三井不動産が「ららぽーと」開発で合弁契約、来年着工
【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 三井不動産(本社:東京都中央区)のシンガポール子会社(三井不動産アジア)は13日、BBCCデベロップメントとの間で、クアラルンプール(KL)において合弁で「ららぽーと」を建設することで合意、契約を締結した。東南アジア初の「ららぽーと」となる。
「ららぽーと」が開発されるのは、BBCCデベロップメントが推進する、商業施設・オフィス・住宅・ホテル他で構成される大規模複合開発「ブキ・ビンタン・シティ・センター・プロジェクト」内。総工費は16億リンギで、2017年初旬に着工する。工期は4年半で、2020年末から2021年初旬のオープンが見込まれている。
「ららぽーと」の面積は140万平方フィート。日本や、海外ブランドなど約350店舗が入店する予定だ。
契約により、合弁企業は「ららぽーと」の設立、所有、マネジメント、運営を行う。50%を三井不動産アジア、残り50%をBBCCデベロップメントが所有する。BBCCデベロップメントはエコ・ワールドやUDAホールディングス、従業員積立基金(EPF)が設立した特別目的会社(SPV)。
「ブキ・ビンタン・シティ・センター・プロジェクト」では、ソニー・ミュージック・エンタテインメント(ジャパン)の子会社、Zeppホールネットワークがコンサートホールの建設を予定している。
提供:アジアインフォネット
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